西洋医学的な検査 | 整形外科で行なう徒手検査です。その症状が形態的な異常(筋肉・関節・神経・血流などの異常)からくるものかどうかを判定します。 |
東洋医学的な検査 | 主に『臓腑』といわれるものからの異常がないかをみます。『臓腑』とは西洋医学的な内臓とは多少異なり、五臓六腑(五臓:肝・心(心包)・脾・肺・腎、 六腑:胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)といわれているものです。身体のバランスや反応(硬さ)から、あなたの体質を判定します。ふくらはぎの硬さや、おなかの硬さ、足の長さ、手の伸びやすさ、ツボの反応などをポイントにみていきます。 |
構造的な原因 | 主に筋肉や関節を痛めていたり、骨がずれていることです。日常生活で繰り返される動作などで起こりやすく、カイロや整形外科で治療しているのはこの原因によるものが多いです。 |
臓腑的な原因 | 五臓六腑の負担が引き起こす身体のアンバランスによるものです。これには様々な原因があるのですが、例えば食生活、ストレス、睡眠不足、冷え、水分過剰摂取などがそれにあたります。これらによって、内臓に無理な負荷がかかると、体の中に熱や冷えを生み、身体の歪みを生じてしまいます。ハリやお灸など、東洋医学ではこの部分を治療していることが多く、現代人はこれが原因の痛みが最も多いのです。 |
量子的な原因 | いわゆる、精神的なものです。つまり、トラウマやストレスからエネルギーの乱れを起こしたものがこれにあたります。これも現代人に多く、根気よく治療することが大切です。 |
タイプⅠ (1)構造的なもの | 日常生活や仕事などで偏った動きが繰り返されることで起こります。 |
(2)肝臓の負担 | 肝臓は人体の中で右側のみに位置します。肝臓はアルコールの分解や薬の代謝やストレスの緩和などを行う重要な臓器です。こういった負担が過剰になり肝臓にストレスがかかると肥大し、左右差を生みます。 |
(3)大腸の負担 | 大腸はへその右下、回盲部と呼ばれるところから始まります。便通に異常(便秘や下痢)があると、ここが硬くなり左右差を生みます。 |
タイプⅡ | 主に身体の前後バランスが悪い状態です。胃腸に負担がかかっている方に多くみられるタイプです。胃に負担がかかると、腹圧が高まります。ちょうど胃の真上に当たる部分(上腹部)が張ることです。お腹いっぱい食べたときの状態を考えていただくと分かりやすいです。この腹圧が高まることで前後のアンバランスを生みます。 |
タイプⅢ | 主に身体にねじれがある状態です。腎臓が弱っている方や、心臓に負担がかかっている方に多いのがこのタイプです。睡眠不足や冷えは腎臓や心臓に負担をかけ、身体の中に冷えを生みます。この冷えが血流障害を招き、身体にねじれを引き起こします。 |
タイプⅣ | 水分代謝が悪く身体が緩んでいる状態です。水分摂取過多または、水分代謝機能の低下により体内に水があふれてしまっている状態です。過剰な水分は身体のあらゆる靭帯・関節に吸収され、それが緩みを引き起こし正常な位置を保てなくなります。ちょうどスポンジが水を含みブヨブヨになっているのと似ています。 |
タイプⅤ | 血流が悪く身体に悪い血がたまっている状態です。冷え症や同一姿勢が多い方や運動不足の方などがこのタイプです。東洋医学ではこれをお血(おけつ)と言います。このお血がたまると更に循環が悪くなり、身体に不調をきたします。 |
西洋の整体 | 骨盤や関節などを直接圧迫するなどしてバランスをとります。加える力はソフトで、骨をポキポキ鳴らしたり、痛くなるような治療はしていませんので安心して受けてください。 |
東洋の整体 | ツボや経絡の反応を整えて、五臓六腑のバランスをとります。バランスを整えてもらっているという感じはあまりないかもしれませんが、臓腑の状態を整えてあげることにより、身体のバランスはかなりよくなります。現代人の痛みの原因から考えても、この整体はとても効果的です。 |
頭の整体 | 実は頭蓋骨は微妙に動いています。ほんの少しですが、確かに動いています。この動きが乱れていたり、頭蓋骨の位置が少しずれてしまっていたりすることでも身体のバランスは崩れてしまうので、ソフトなタッチでこの動きを整えます。 |
テープ | 筋肉や関節の動きを補助してあげると、身体の負担が少なくなります。また、整えたバランスを維持するのに役立ちます。 |
置き針 | コリをやわらげたり、ツボの反応を抑えたり、補ったり色々な役割をします。1mmほどの本当に小さい針ですが、効果はかなり期待できます。臓腑の状態をより良くしたいときや、維持したいときに使います。 |
シップ | 打撲や筋肉の炎症があるときに貼ります。また「ツボを冷やす」といった意味でも当院では使っています。臓腑(特に胃腸)に熱がこもってしまうとその反応がツボに出てきます。そこでツボを冷やすことによって臓腑に溜まった熱を取り除くことができます。 |
包帯治療 | 捻挫・脱臼・骨折をした際には的確な固定法ができるかできないかで、治癒期間に大きな差が出ます。単に固定するのではなく、患者様の生活状況などを考慮し、よりよい生活が提供できるように、一人一人に見合った固定法をするのが、当院の包帯治療です。 |
アイシング | クライオセラピーにより、スポーツや過度な運動などで療法引き起こされた痛みや炎症を取り除き、次の日に疲れを残さないようにします。また臓腑にこもった熱などを取り除く時にも効果的です。 |
鍼灸治療 | はりは髪の毛ほどの細さで痛みはほぼありません。また使い捨て用のはりを使用し感染症等、衛生面には細心の注意を払っております。お灸は「円筒灸」を使用し、心地よい温度で治療を受けていただけます。やけどの心配はありません。当院ではストレスがきつい、風邪の引き始め、手足の冷えが強い、赤ちゃんの疳の虫、なかなか寝付けない、スポーツ選手のパフォーマンス向上など、様々な症状に鍼灸で対応しています。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。 |
その他 | 状態によってはマイクロ波による温熱治療や、超音波治療などもしています。 |
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